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滴る雫

ほぼ満員御礼だった中国茶館からはいつの間にか人がひいていた。

店主を含めほんの数人しかいない店内の壁には青いインクで描かれた繊細な絵が何枚もかかっている。

「せっかくだから」と店主にこの絵を描いた人物が座る隅の丸いテーブルに促される。

私の他に、もう一人、店内に残っていた人と共に腰をかけた。3人で少し会話をするも、なんとなくそわそわしてしまう。

緊張を和らげようと、茶葉が沈む薄黄緑色のお茶に手ををかけようとした瞬間・・・




ばっしゃあああん!!




「あぁ!!すみません!!大丈夫ですか?!」

ずぶ濡れになったテーブルの上には、作家さんの明らかに大事そうな一眼カメラが・・・

一気に変な汗をかきながら、慌てて店主に布巾をもらい零した液体をふき取る。


「特に濡れてないから大丈夫ですよ」とにこやかに答えて頂くも、申し訳ないやら恥ずかしいやらで穴に入りたかった。



・・・しかし、私の脳内ではまた別の混乱が起こっていた。







「ごめんなさい~~!!ししょ~~~!!」






なんだ?この声は?明らかに自分のものではない・・・わんわんと泣き叫ぶ少年の声・・・

初めての出来事に、机を拭きながらも疑問符ばかり・・・


ししょーとはいま目の前にいる人物なのだろうか??

そもそも、この声の主は誰だ??

というか、何故ししょーなのか??

いったい何故、いま少年の声が頭の中に鳴り響いてるのか??

・・・・・・?

何を思ったのか、私は目の前の人物に向かって口を開いた。



「あの~すみません・・・あなたの事を ししょーと呼ぶ子供がいま頭の中で泣き叫んでるのですが・・・」



よもやこの一連の流れから、遥か遠くの時代、長い長い物語に織り込まれる事になろうとは・・・




滴る雫もまた偶然か必然か・・・






********************

ほい!やっと書けましたライキ少年爆誕秘話!
いや、秘話ってほどでもないのですが、今後書きたい記事があるのでさらっておくべきかなと(笑)
去年の11月末のAlium mundum ―月のつばさ― 線画と物語の作品展の時の出来事です。

ライキとはさつきのひかりさんの銀月物語にも出てくる少年でございます。

ヴェール時代のライキ少年の様子はこちらの素敵物語からどうぞ♪

セピアの仕事部屋 http://satukilight.blog.fc2.com/blog-entry-1415.html


・・・と言っても、物語のライキの行動は実際に起こったこととほぼほぼ変わらないんですがね(爆)


このブログ内でも講習会などで大暴れ(?)しております天真爛漫な子です・・・
初めて出てきた時の印象と大分違って本体最初ビックリしましたですよ・・・(遠い目)

講習会で大暴れな様子

4月6日 クリロズで遊んでみよう講習会レポ1http://hugwithlove.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
4月6日 クリロズで遊んでみよう講習会レポ2http://hugwithlove.blog.fc2.com/blog-entry-44.html



ちなみに何の瞑想などもせずに覚醒状態で中の人が脳内に出てきたのは、ライキが初めてだったのでとてもビックリしました。

何かがきっかけで出てくるとは聞いたことありましたが、まさか自分が体験するなんて・・・ねぇ?

・・・にしても、何度でもいいますが、「お茶をこぼす」のが過去生のスイッチって・・・どんなピタゴラスイッチよ。

いつの時代も私の本質は変わらない様でなによりです・・・orz
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クルミ

Author:クルミ
不思議な世界に興味深々♪
みえよーがみえなかろーが面白ければ良いじゃん♪
絵を描いたり、人の身体を癒したり、綺麗にしたり。

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